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療養型病院とは、医療療養病床の通称で、慢性期(病状が安定している時期)の患者さんを対象に、医療ケアやリハビリを提供する病床のことをいいます。
医療法によって病床は5種類に定められています。
01~03は特定の病気の方が入院する病棟です。当院は、04療養病床となります。
特定の病気の方
それ以外の病気の方
長期間の療養を目的とした医療機関であり、手術や一時的な治療目的の入院ではないため、一般的に入院期間は数ヵ月から年単位となります。
「療養型病院」の入院対象者は、急性期病院での病気の治療を終え、病状が安定した慢性期の患者さんです。医師や看護師による医療的ケアを受けながら、ゆっくりと療養生活を送っていただく環境です。2006年から導入された医療区分に基づいた区分2・3の方を総患者数の8割以上、優先的に受け入れなければなりません。当院では医療区分1の方も状態に応じ、受け入れを行っております。
疾患・状態 |
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処置等 |
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疾患・状態 |
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処置等 |
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疾患・状態 | 医療区分2・3に該当しない者 |
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処置等 |
河北前田病院では、患者さんの身体や精神に負担がかかる過度な治療や、心臓マッサージ、気管内挿管等の延命措置は行いません。尊厳ある生を全うできるよう、患者さん自身の生きる力を下支えする為の医療的ケアを提供する方針としております。
療養病床と一般床は、病気の種類による違いはなく治療のステージ(段階)によって区別されます。治療のステージは大きく2段階に区別されています。
療養病床
療養生活を支援する病院
一般床
今必要な治療を提供する病院
慢性期は、症状や徴候は激しくないが、治癒することが困難な状態が長期間にわたって持続する時期で、医師による管理や治療、看護が必要とされる時期を言います。こちらの目的は、時間をかけた療養となります。したがって、入院期間が数ヵ月~1年以上となるケースも珍しくありません。
急性期とは病気になって間もない時期や、病状が安定せず集中的な医療介入を要する時期のことです。一般的には入院や発症から14日程度を急性期といいますが、病状や経過により個人差があり入院期間は長くても1ヶ月程度です。
療養病床と一般床では医師や看護師の配置基準に違いがあります。一般床では医師や看護師の配置が多く、療養病床では少なくなり、その代わりに看護補助者の配置が必要となります。療養病床では治療よりも長期療養が中心となるため、看護師や看護補助者がケアの中心となり、患者さんの日常生活を支援しながら医療的なケアを提供する役割を担っています。
療養病床 (医療保険) |
一般病床 | |
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医師 | 患者48人に1人以上 | 患者16人に1人以上 |
看護師の配置 |
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看護補助者の配置 | 患者20人に1人以上 | 規定なし |
当院について